2017/12/25
料理教室、手芸教室、生活レッスン等を1人で教える
「のんののひとりカルチャー教室」代表ののんのです!
(現在は主に大阪・吹田、三重・伊賀で活動中!)
このシリーズでは、私の乳がんの体験記を綴っています。
皆様のお役に少しでも立てれば幸いです。
第6弾は「放射線治療と、体と心への影響」です。
前回の記事はこちらです。
手術が終わり、放射線治療がスタートしました。
内容は、1日1分半を5週間
合計で55グレイの放射線を
当てるというものでした。
(グレイというのは放射線量の単位です。
放射線なので、人体への影響から
許容量が決まっています。)
もっと詳しい治療の内容というのは
素人である私には分からなかったのですが
どこに放射線を当てるかの位置決めをするために
胸に太いマジックペンで目印を書かれました。
そして、治療後1週間を過ぎる頃には
鎖骨からおへその辺りまで
雑誌くらいの大きさに茶色になっていきました。
お医者さんや看護婦さんからは
「放射線治療は通院で行われるし
そのまま職場に向かう方も多いから
たいしたことないですよ、大丈夫ですよ」と
言われていましたが、
私は本当に1日1日
体力が無くなっていくのがはっきり分かりました。
照射によって体の中の細胞を
治療しているのですから
ダメージが無いわけはないと思います。
3週間を過ぎる頃には
なんだか気力も失われていたような気がします。
その頃から食欲もだんだん無くなっていきました。
そんな状態なので、良いことも
考えられず、どんどん気落ちしていきました。
※ これはあくまで私の体験談です。
前述のお医者さんや看護婦さんが
嘘を言っているわけではなく
放射線治療を行っても、体力的にも精神的にも
影響が無い方も少なからずいらっしゃいます。
一例として読んで下されば幸いです。
次回の記事はこちらです。