2017/12/25
料理教室、手芸教室、生活レッスン等を1人で教える
「のんののひとりカルチャー教室」代表ののんのです!
(現在は主に大阪・吹田、三重・伊賀で活動中!)
このブログでも何度も記事にしていますが
私は2007年に乳がんになりました。
初期の治療以外はほぼ無治療で現在に至ります。
そこで、これまでの経験を踏まえ、乳がんになってしまった方
または今後予防していきたい方に、生活面で見直して頂きたいことをお話します。
あんまり一気にたくさんお話してもしんどいと思うので、この記事では2つだけ!
簡単に、確認、実践出来ることなので、出来ることからやってみて欲しいです。
(本来は、「乳がん体験記」の中で、もう少し後の方で
お伝えしようと思っていたのですが
先日の小林麻央さんの報道を受け、急いで記事にしました。)
【生活面を見直すことの重要性について】
そもそもなんでこういうことを言うのか?
と思う方もいらっしゃると思います。
1番の理由としては、どういう治療をしたとしても
または、治療を放棄したとしても、病気を乗り越えるには
体力をつける(落とさない)ことが不可欠だからです。
私もそうでしたが、乳がんに限らず
病気になった方はどうしても、「どういう治療が1番良いのか」
という面にばかり頭が行ってしまいます。
お医者さんが話されることも、そのことが中心です。
私は初期治療以外はほぼ無治療ですが
抗がん剤治療をされる方ならなおさら
多かれ少なかれ体力を奪われます。
何より、精神的にも大変な時なので、凄くエネルギーが要ります。
また、がんには色々な要因がありますが
衣食住の生活面でのまずいところが
一因になっていることも少なくありません。
ですから、生活面を見直して
体力をつける(落とさない)ことが
もっともっと重要視されるべきだと考えています。
全ての土台になるわけですからね。
【見直して欲しい2つのこと】
【① 薄着になっていませんか??】
乳がんに限らず、冷えというのは病気の大敵です。
女性は特に、冷え体質になっている方が多いので、気をつけて欲しいです。
私も病気以前は体温が35℃中盤くらいで
完全に冷えの体質になっていました。
これは乳がんになった要因の1つである可能性が高いです。
おしゃれを優先したい気持ちはよーく分かりますし
これからの季節は特に暑くなるので悩ましいところですが
「ストッキングを履かない」「Tシャツ1枚のみ」などは本当に体を冷やしやすいです。
対策としては、関節を冷やさないことを注意点に、、
【パンツ、スカート】
・下にレギンスを履く
・ひざ下ストッキングを履く
・ソックスをきちんと履く 冬は出来ればレッグウォーマーも
【上半身】
・キャミソールなどをきちんと身に付ける
・なるべく7分~長袖を着るようにする
・半袖の場合は必ず羽織りものをする。
「一日中それはキツい、、」
「これを全部やれ、というのはちょっと、、」
という方は
「家に帰ったら身に付ける」
「寝る時だけはそうしてみる」
など、出来る範囲から少しずつトライしてみてくださいね 🙂
【➁ 内蔵、冷えてませんか??】
外からはわかりづらいので、なかなか気づきにくいんですが
体温が36℃以上あっても内蔵が冷えているという方は凄く多いです。
私の場合も、主には「アイスコーヒーがぶ飲み」が原因で
内蔵がとても冷えていました。
対策としては、
・冷たいものを控える
・なるべく温かくして食べる
という、ものすごく当たり前のことになってきます。
お酒をよく飲む方も要注意。
スープなども出来るだけ温めて飲むのが良いですね!
【あとがき】
「げぇ~~~あついよ、そんなの!!!」
この記事に書いたお話は実は
10年近く前、乳がんを発症した時に、ある先輩ご婦人に教えて頂いたことなんです。
その時に私が思った率直な感想が
「げぇ~~あついよ、そんなの!!」でした。
ちなみに私は上に書いたことを何一つ出来ていませんでした。
けれど、その方は当時70歳で
現在でもお仕事もされていて超元気!!
一瞬は「え~~??そんなことで??」と思いましたが、
その方、、、70歳、病気知らずで現役仕事人間
私 、、、48歳、がん患者
という構図がすぐに頭の中でぐるぐる、、
「でも、、」「だって、、」という言葉は口に出ませんでした。
「「そんなこと」くらいで元気になれるのなら
やってみよう!」と思い、早速レッグウォーマーや、暖かい下着を用意しました。
それから約10年、今でも続けています。
街中で半袖、ノースリーブ姿の人や、素足の人を見るたびに
「体調大丈夫かな、、 🙄 」とふと思います。
体を冷やさないことって、ものすごく大切ですから
頭の片隅に是非入れておいて頂きたいな~~と思います。
お読みいただき、ありがとうございました 🙂
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