2017/12/25
料理教室、手芸教室、生活レッスン等を1人で教える
「のんののひとりカルチャー教室」代表ののんのです!
(現在は主に大阪・吹田、三重・伊賀で活動中!)
前回の記事で
「ネットや本を見ても料理が上手く出来ない!」
という6つのお悩みの2つ目について
検証しました 🙂
【初心者必見!】「ネットや本を見ても料理が上手く出来ない!」という6つのお悩み その①「料理用語が難しい!」
【初心者必見!】「ネットや本を見ても料理が上手く出来ない!」という6つのお悩み その➁「情報が多すぎて、どれを参考にすべきか分からない!」
この記事では3つ目の
「省いて良い食材とそうでないものの違いが分からない!」
というお悩みについて書いてみようと
思います 😀
【真面目な人ほど、、】
初心者の方にありがちな傾向が
「レシピというものは絶対的な物で
一言一句書いてある通りに
作らなければいけない!」と
思い込んでしまうというものです。
もちろん、その心意気は素晴らしいのですが
「絶対にこうしなければいけない!」と
まるで法律のようにレシピを捉えてしまっている
ケースが非常に多いです。
ここで、考えてほしいのが
レシピというものは
もっと言えばお料理というものは
「工程が複雑であれば
使う食材(調味料)がマニアックであれば
→もっと美味しくなる」とは
全然限らないということです。
むしろ、余計な工程や食材(調味料)を
入れることで、よりコントロールしなければ
いけない範囲が増えるわけで
よく分からない味になる
ことも多々あります。
定番の家庭料理をマスターするのに
マニアックな食材(調味料)や複雑な工程は
ほとんど必要ありません。
ですが、そんなことはお構いなしに
書かれているレシピはとても多く
なのに前述の通り、完璧にその通りにやろうと
するので挫折、、というパターンに
陥ってしまいます。
(出来る人にとっては良いレシピでも
出来ない人にとっては、、というケースは
少なくないというわけです。)
「別にこの工程、この食材(調味料)が無くても
全く問題無く作れるのに、、」というレシピは
本当にたくさんあります
それを完璧にやろうとするわけですから
お料理が嫌になるのも当然と言えば当然です。
お料理に慣れている方はともかく
初心者の方は、まずは余計な工程や食材を
削ぎ落とした、出来るだけシンプルな
レシピを勉強した方が良いですし
もちろん教室でもそのように教えています 😀
【そのおうちの味】
上に書いたお話と少し重複しますが
私が教室で教えているレシピも
絶対的なものではありません。
関東と関西でうどんのだしが
全然違う、、というのはよく
知られたお話だと思います。
これは、「生まれ育った環境によって
慣れ親しんだ味も違う」という現象の
いちばん分かりやすい例です。
そこまで離れているわけではなくても
例えば同じ関西でも
味付けが異なる料理は多くあります。
また、当然元々のその人の好みにも差があります。
教室で教えているレシピは、誰が作っても誰が食べても
ある程度以上のレベルで「美味しい!」
と思って頂けるもので、そこに対してはもちろん
自信を持ってお伝えしていますが、そこからもう一歩
すすんで、自分好みの味に調節出来るようになると
真の意味での「お料理上手」になれますし、
それが「そのおうちの味」になっていきます 😀
教室に通われている方には
せっかく来ていただいているわけなので
「私がお伝えすること&プラスアルファ」まで
是非吸収していってもらいたいなと思います 🙂
【まとめ】
複雑な応用問題は経験を積んでからでも
全く遅くありません! 😀
まずは、必要最低限の材料と工程で
ばっちり出来るようにしましょう!
家庭料理をマスターするには
それがいちばん早道です! 🙂
お読み頂きありがとうございました!