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【乳がん体験記⑩】がんになっても私がお肉をやめない理由

料理教室、手芸教室、生活レッスン等を1人で教える

のんののひとりカルチャー教室」代表ののんのです!

(現在は主に大阪・吹田、三重・伊賀で活動中!)

 

第10弾は、「医学の世界でも見解が分かれている

「お肉を食べること」を、乳がんになった今でも

私がやめていない理由について」です

 

前回の記事はこちらです。

【乳がん体験記⑨】私の生活でダメだったところ~「食」編~

 

いきなり本題に入りますが

なぜか??というのを

単純に答えるなら「食べたいから」です。

 

「ふざけてるの??」と思われる方も

いらっしゃるかもしれませんが、大真面目です。

 

もっと言うなら、「お肉」というのは一例で

がんになったら出来るだけ避けた方が

よいとされる食べ物は他にも色々ありますが

その多くを私は食べています。

 

理由は同じく、「食べたいから」です。

 

何が言いたいかというと

「病気になったあと、どう行動するのかについては

その人の価値観や人生観が

大きく関係してくる」ということです。

 

私の場合は、「食べること」というのは

人生の中でとてもウェイトが大きく

なくてはならない喜びの1つでした。

 

そして「食べること」に限らず

やりたいことを我慢して延命するくらいなら

命が短くなっても、したいことやりたいことを

やる方が良いと思ったのです。

 

私は乳がんの初期治療を最後に

無治療で今日まできましたが

それも「私らしく生きること」を最優先した結果です。

 

(無治療を選択した理由はこちらをご覧下さい。

【乳がん体験記⑧】私が治療を放棄し、無治療を選択した理由

 

誤解して欲しくないのは

私は「治療しないこと」や「お肉を食べること」を

患者の方に推奨しているわけでは全くないということです。

 

例えば、私とは逆に

1日でも長く生きたいから

治療もバッチリするし、食べたいものも我慢する!」という方は

とても凄い!!と思いますし、是非その思いを

叶えてほしいと心から思っています。

 

お伝えしたいのは

「その人らしく生きること」という価値観に

もう少し目を向けてみて欲しいということです。

 

【まとめ】

 

若い人にはなかなか難しいかと思いますが

ある程度年齢を重ねると、自分の人生の中で

「何が大事か」という優先順位が

かなりはっきりしてくることと思います。

 

(「優先順位」というと大げさに聞こえるかもしれません。

そこまで大層なことではなくても

何が好きか、どういう状態がより心地よいか

というようなことは誰しもあると思います。)

 

ですが、現状では「治療の内容」ばかりに

スポットが当てられていて

そういった「人生観」に対するお話が

少しおざなりにされているようにも思えます。

 

もちろん、前者はとても大事ですが

どういう方向に進むにしろ

前述の「何が好きか、どういう状態がより心地よいか

ということがまずは土台になってくるはずです。

 

患者の方には、そういったことを織り込みながら

ご自分の体調や診断内容などと相談しつつ

是非前向きに歩んでいってほしいなと思います。

 

(ちなみに私は乳がんになったことで

それ以前よりも「自分にとって必要なもの、そうでないもの」がはっきりしました。)

 

続きはこちらです!

【乳がん体験記⑪】乳がんになったのち、引きこもる私

 

vegenonno: 大阪・吹田、三重・伊賀の「ひとりカルチャー教室」代表のんのこと藤本園美です。乳がん発症9年目突入!ほぼ無治療で現在に至ります!料理、手芸など多岐に渡るカルチャー教室を1人でやっています!皆さんの生活力の向上、そしてより良い人生の実現のお役に立ちたいです。どうぞ宜しくお願い致します!